嫌われる勇気

 

「人々は私の仲間である」そう思うと、人の幸福度が増すらしい。

 

本当にそうなのか、そうだとしても思うだけでいいのか、実際はメンタルが強くなったと実感してからじゃないとそう思えないんじゃないのか?

 

人は競争に生きるだけで、勝ったとしても満足できなくなるという。

 

例えば、今働いてる工場の仕事がそうだ。

 

自分がやっている作業スピードは他の作業者と比べて早いのか遅いのか比べることができないため、定時で終わらなかった時に、

作業が間に合っていないことに焦りを感じてしまい、どうしたらいいのかと思い悩むことがある。

 

その時、自分は他の人と比較して物凄く劣等コンプレックスを感じてしまう。

 

人とのコミュニケーションをうまく取れていないなと感じた時もそうで、

とくに歳の離れた先輩や上司とのコミュニケーションが苦手である。

苦手意識からか、相手が話しかけてくれたことに対して、大抵一言返事をしただけで終わってしまい、

ボールはキャッチするんだけどボールの投げ方が分からない状態になって非常に申し訳なく辛い。

 

遠くで相手の顔が引きつっているのがみえるとどうしても耐えられない。

 

周りの人たちが普通に世間話をしているのを横目にすると、どうして自分はうまく話せないのに、あの人たちは会話できるのだろうと、考えなくてもいい訳のわからないことまで考えてしまう。

 

 

そうした時に考えなくてはならないのは、人は同じではないけれど対等で、自分の価値観と他人の価値観はそれぞれが全く違うということをなんとなく理解する。

 

そして相手の価値観が知れたなら、自分がそこに擦り合わせていくことと共感、仲間意識が大切になる。